パドック
アナウンサー:いち
パドック解説:王
いち:凄まじい64人気の後押しもあり約1年ぶりにWBC開催となりました。
気がついたら第6回ということで僕もびっくりです。
王:最初の3回は月1に近いという今では考えられないようなペースでしたからなぁ。
まぁこのBC処理のおかげで私のデータ収集能力が大幅に向上したのは事実です。
いち:さて、今回は過去最多を大きく更新する44頭もの登録があり、レベルも超ハイレベルです。
早速予選A組の各馬についてデータ派解説者の王さんにうかがいましょう。
エレメントジュエル
いち:64界屈指の実績を誇る馬ですがWBCの過去大会では苦戦続き。この条件には向かないのでしょうか?
王:これまでは1番人気が極端に不利な大会だったので度外視していい。
今大会ではこれまで鬼門だった第3~4コーナーで軽やかな走りを見せてくれるはず。
キカイクマソタケル
いち:伝説の7000勝ジョッキーがWBCの舞台に登場。感動のあまりに涙が・・・。WBCをやってて良かったです。
王:この名手を直に見られるとは何たる僥倖。私も感無量です。
KSP81ですから、3~4角でのペースアップにどこまで対応できるかが鍵になる。
セパレイトウェイズ
いち:3月祭注目の新作は逃げでの登録でした。
王:強敵ブロークンアイズにどこまで喰らいつけるのか。後続のことを考えると展開の鍵となる馬。
トデスシュトラフェ
いち:二代目王者は今回はなんと追込での参戦です。
王:KSP80の超バランス馬の追込は私もどうなるのか読みづらい。WBCの今後を考えると興味深い作戦。
ノリオジェネシス
いち:出走馬表は5走前までしか表示されませんが、この馬はこれでWBC最多の通算8戦目とまさに常連。
王:この馬も過去1番人気に泣かされてきたので、今回は試金石となる一戦。
ブラッドフィレス
いち:他にも有力馬を持つ師が選んだのは予想外のこの馬でした。
王:ここまで極端なSP型の馬の参戦は過去なかっただけにどうなるのか非常の楽しみ。
ブロークンアイズ
いち:初代王者が1大会ぶりの登場です。
王:WBC休養中もNPBCで怒涛の逃げを見せるなど、実力は今も間違いなくトップクラス。
直線での二の脚が強烈なので4角先頭ならそのまま押し切る可能性が高い。
ヤブサメヒオドシ
いち:WBCは初参戦ですが、NPBCのCS2ndステージでは大活躍でア~カイブスの優勝に大きく貢献しました。
王:能力は高い次元でまとまっている。安定して走ればチャンスあり。
ユキザン
いち:第3回大会以来久々の参戦となりました。
過去3大会はあとわずかで予選敗退だっただけに今度こそ頑張って欲しいところです。
王:前回苦戦した小倉芝1200mから中山芝1200mに戻ることはこの馬にとってはプラス材料。
直線で3回大会のように爆発すればチャンスあり。
頭数合わせ用ダミー:72-2.25