人気の数値化への試み(改訂版)           Last Update 2008/03/17
 このページを制作するにあたっては、ダービースタリオン@Wiki ライバル馬右1表 - アドバンス版の内容を参考にさせていただきました。koko師および(仮)師にはこの場を借りてお礼申し上げます。
目次
はじめに
藤枝チェック
実験方法およびこのページの内容の見方(仮定0)

<右1の不定性からの解放>
ライバル馬の右1は2通り存在する?(仮定0.9)
仮定0.9の拡張(仮定1)
意外と陥りやすい右1の罠
自分の馬の馬体重は?(仮定2)
同じ人気値の場合の扱いpart1
同じ人気値の場合の扱いpart2(仮定3)

<いよいよ数値化へ>
騎手の人気値
種牡馬の人気値
ライバル馬の人気値
牡牝の違い
6/4?それとも7/1?
参考

はじめに
 このページの内容はあくまでダビスタ64についてのものですから、他作品に適用できる保証は一切ありません。また、このページは、64ダビ界で前提とされているような知識、および正規のハード・ロムのみによる通常プレイで得られる実験事実を基準にし、さらにそこにいくつかの仮定を導入することで制作されています。したがって、このページに出てくる内容・数値がゲーム内の数値と一致しているという保証は全くありません。このページの内容を信じる、信じないかは閲覧者の自由ですし、また、リンク・転載等も自由ですが、それらが原因で万一トラブルないし損害が発生したとしても、僕は一切責任を負えませんのでご了承ください。

 このページの内容に対するご意見・ご指摘等がございましたら、掲示板に書き込んでいただくか、もしくはこちらまでご連絡ください。ただし、僕および僕が所属している(つもりの)64ダビ界は、それがどんな目的であったとしても正規のハード・ロム以外の特殊なツール(PAR・エミュレータ等)を使用することを不正行為とみなしているため、そのような特殊ツールを用いて得られた知識をお持ちの方は、たとえこのページの内容に間違いを発見なさったとしても、その間違いの指摘はご遠慮いただくようお願いします。たとえその指摘が親切心に基づくものや、間違いは正さなければならないという正義感に基づくものであったとしても、そういった内容を我々が知ることは我々のスタイルに反することとなり、場合によってはその情報を伝えられた側まで不正馬主扱いされることになりかねませんし、何より未知なる部分を推測するというダビスタの楽しみを我々から奪うことになるからです。間違いに気付き、そしてそれを修正するのもあくまで我々のスタイル内でなされるべき、というのが僕の考え方です。

<改訂された内容について>
 このページは以前公開していた人気の数値化への試みを一部改訂したものです。今回改訂した主な内容は以下の2点です。

・仮定3の修正
・種牡馬人気値の計算方法の修正

 まず一つ目の仮定3の修正について説明します。以前は同じ人気値の場合の扱いがよく分からなかったため、やむをえず

  右1の内部数値が同じになった場合、自分の馬の方がライバル馬より右1が必ず厚くなる

と無根拠に仮定したのですが、今回色々実験してみると逆に

  右1の内部数値が同じになった場合、ライバル馬の方が自分の馬より右1が必ず厚くなる

と考えた方が適切そうだったのです。
 したがって、前回の考え方では、例えば

  右1SP59+α(▲蓑島)>ローランネプチュン(岡部○)>右1SP58+α(▲蓑島)

という右1の関係において人気が同ランクになっているのは前側の関係、つまり

  右1SP59+α(▲蓑島)=ローランネプチュン(岡部○)

と考えていたわけですが、今回の改訂版では人気が同ランクになっているのは後ろ側の関係、つまり

  右1SP58+α(▲蓑島)=ローランネプチュン(岡部○)

となり、ライバル馬の人気値が前回の場合から1ランクずつ下がることになります。

 ただし、今回の改訂は表に出てこない部分の憶測を変更しただけですから、右1比較でSPを測定する場合には前回と同じ結果になります。そもそも

  あるライバル馬から右1を奪えば7月1週になった瞬間のSPの現在値が〜以上である

を出発点にいろいろなことを憶測していったわけで、今回はあくまで憶測している部分の考え方を修正しただけですから、この出発点そのものは変更されていないわけです。

 続いて、二つ目の種牡馬人気値の計算方法の修正についてですが、以前は種付け料が最も高いDanzigの人気値と種付け料が無料のカリスタグローリの人気値を基準に

  種牡馬人気値=38×種付け料÷3000(四捨五入)

と予想していました。ところが、今回さらに様々な種牡馬の人気値を実験的に割り出したところ、この旧計算方法では一部の種牡馬について数値がずれが確認されました。そこで、色々計算した末に以下の新計算方法を作りました。

  種牡馬人気値=25×種付け料÷2000(四捨五入)

この計算方法で得られる値は僕が確認した種牡馬人気値と完全に一致します。

藤枝チェック
 このページを制作するための実験では、「藤枝チェック」(←勝手に命名)というSP測定方法を数多く使用しました。このチェック方法がダビ界で常識なのかは僕自身もよく分からないのですが、これまで何度もこのチェック方法を確認して一度も矛盾は発生していませんので、少なくともこのチェック方法が間違えているということはないはずです。
 この「藤枝チェック」については、かつて日記でも書いたのですが、ここにも簡単にその内容をまとめておきます。このチェック方法は藤枝お任せ調教の次のようなシステムを利用します。

☆藤枝厩舎のお任せ調教システム(ベスト馬体重よりやや上の場合)
・体調「少しずつ・・・」のとき
SP未完成→坂路
SP完成後→ダ併せ
・レース登録時
SP未完成→芝強め(ただし丈夫産駒は芝一杯)
SP完成後→W一杯

 このシステムを利用すれば、調教内容が変化する瞬間がSPの現在値が素質の最大値に到達した瞬間になるわけですから、成長の壁に到達しないように工夫(3歳春先までは「お任せ」を解除して放っておいて、未勝利戦勝利後再び成長型に応じてしばらく「お任せ」を解除して放っておくなど)しつつ、またSPの完成が近づいたであろう時期からはVTRで体調を「少しずつ・・・」に固定してお任せ調教が「ダ併せ」に変わる瞬間までの合計SP調教本数を測定すれば、その本数がその馬の「SPの限界値−デビューOK時点でのSP現在値」となるわけです。

 例えば、2/2にSPコメントのある遅普通の馬で、この藤枝チェックで測定したSP調教の本数が42本ならその馬のSPの限界値84(KSP49)、デビューOK時点でのSP現在値は42と決定できます。また普通以前の成長型においても、BCでの印比較からその馬のKSPが決定できれば、藤枝チェックで測定したSP調教の本数を引くことで、その馬の初期SP値を決定することができるのです。

 このチェック方法の利点は、遅普通以降の成長型ではBC登録をしなくても(例えば他牧場生産牝馬を用いた生産でも)KSPおよびデビューOK時点でのSPの現在値が決定できること、普通以前の成長型では従来はBCパスの変化を調べるという面倒な方法でしか測定できなかった初期SP値を容易に決定できることです。ちなみに、藤枝チェックはかなり面倒そうな方法のように見えるかもしれませんが、やることは簡易版仮育成みたいなものですから、大して時間はかかりません。

実験方法およびこのページの内容の見方
 基本的に実験方法は、上述した藤枝チェックで実験に使用する馬の初期SP値を決定し、そこから2歳6月4週までにSP調教を用いてその馬の右1に反映されるSPの現在値を調整しつつ、VTR固定したライバル馬との右1を比較していくことで、ライバル馬の右1値に相当するSP値を決定するという、単純かつ地道なものです。ただし、騎手の人気値の特定後は、SP調教に加えて騎手のセレクトによっても右1を調整しています。

 なお、このページの内容は以下のことを前提として進めています。

・仮定0
遅普通以降ではデビューOK時のSPの現在値は限界値の半分(小数以下は切捨て)である。
右1に反映されるのは血統、騎手人気、そして
7/1になった瞬間のSPの現在値である。
母が未出走の場合、血統による人気として反映されるのは種牡馬の種付け料のみである。

 1つ目についてはダビ界で常識とされていることですし、実際に僕もいろんな馬で実験してこのことを確認していますから全く問題ないでしょう。問題は2つ目です。現ダビ界では、「2歳6月4週時点でのSPの現在値が右1に反映される」と言われています。しかし、どうもこの考え方だと僕の実験結果と矛盾するようなのです。これについては後述しますので、ここではあまり詳しく触れませんが、この矛盾を回避するために立てた仮説が「右1に反映されるのは7月1週になった瞬間の現在SP値(7月1週のSP調教は反映されない)」というものです。そして、このページではその7月1週になった瞬間の現在SP値を「右1SP」と呼ぶことにします。3つ目については、実際はもしかしたら未出走牝馬にも人気値が存在するのかもしれませんが、全てを未出走牝馬に統一しておけばゼロ扱いとしても結局は同じでしょう。ただし、母父に人気値が存在しているという可能性もゼロとは言い切りません。しかし、とりあえずこの仮定を採用し、矛盾が発生しない限りはこの仮定が正しいものとして扱うことにしましょう。

 さて、このページでは

  右1SP59+α(▲蓑島)>ローランネプチュン(岡部○)≧右1SP58+α(▲蓑島)
  ⇒右1SP59+α+0>ローランネプチュン+16≧右1SP58+α+0

というような類の記述がしばしば出てきます。
 まず「右1SP59+α(▲蓑島)」とは、上述したばかりの右1SP(7月1週になった瞬間の現在SP値)が59の種牡馬人気αの産駒に▲蓑島騎手を騎乗させた場合のことを表しています。SP58(▲簑島)というのも同様です。また、ローランネプチュン(岡部○)というのは、右1比較用のライバル馬であるローランネプチュンに岡部騎手が騎乗していて馬体重が±8kg以内だったということを表しています。○というのは±8kg以内ということです。もし×とあればそれは馬体重が±10kg以上だったということです。なぜそのような○×の区別をするのかは後述します。
 また、「右1SP59+α(▲蓑島)」と「右1SP59+α+0」はほとんど同じ内容を表しています。それはこのページでは▲蓑島騎手の人気値を基準値ゼロとして設定したからです。そして、この▲蓑島騎手の人気値=0という条件下では、岡部騎手の人気値はSP調教16本分に相当するため、ローランネプチュン(岡部○)とローランネプチュン+16はほぼ同じ内容を表すようになるわけです。つまり、例えば「右1SP59+α+0」においては最後の“+0”が騎手の人気値に相当するのです(騎手の人気値についての詳細も後述します)。
 したがって、この不等式の関係が表しているものは、「種牡馬人気αの産駒においては、岡部騎手騎乗で馬体重が±8kg以内のローランネプチュンから右1SPが59で右1を奪えるが、右1SP58では右1を奪えない」ということです。後の不等式部分が“>”ではなく“≧”なのは後ろ側の関係が実は人気値としては同ランクの扱いでその他の要素で右1の優劣が決まっているからです。

右1の不定性からの解放
 かつてフォティアンに取り組んでいた頃、適当な馬を引いた際に突然思いついた人気の数値化という試みは、おおよその値までは特定できたものの、最後までライバル馬の右1の不定性に悩まされ、より精度の高い数値化は断念せざるをえませんでした。しかし、先日公開されたダービースタリオン@Wiki ライバル馬右1表 - アドバンス版

ライバル馬の体重を確認して下さい(プラスマイナス8kg以内)

という記述のおかげで、かつて悩まされたライバル馬の右1の不定性から解放され、人気の数値化への再挑戦が始まりました。

ライバル馬の右1は2通り存在する?
 まずは、ライバル馬の右1が馬体重によってのみ変動することを次の実験結果から確認しましょう。

・実験対象馬1
ダンスホール産駒の牡馬
遅普通6/3デビューKSP75(内部SPの限界値=110)
デビューOK時点でのSPの現在値=55

 SP調教でこの馬のデビューOK時期を早め、さらにデビューOKコメント後6/4までにSP調教を6本追えば、(SP調教がSTにフローされていない限り)SP値は61となり、この数値がこの馬の右1に反映されることになります。そして、この馬を「まだだいぶ重い」と言われる状態で(実は自分の馬の体重は右1とは関係ないのですが、これについては後述します)、3歳1/1未勝利戦D1200m(良馬場)に▲蓑島騎手騎乗で出走し、ローランネプチュン(岡部騎乗)との比較を繰り返したのが次の表です。左からローランネプチュンの右1の印(ローランネプチュンが○のときは実験馬の右1が◎)、馬体重、パドックでのコメントです。

○ 476(−10):ちょっと馬体が寂しい
◎ 478(−8):さっきからなかなか気合い
◎ 488(+2):ちょっとイレ込んでる
○ 472(−14):ちょっとイレ込んでる
○ 474(−12):ちょっとイレ込んでる
○ 498(+12):明らかにまだ太い
○ 500(+14):明らかにまだ太い
○ 466(−20):さっきからなかなか気合い
○ 468(−18):ちょっと馬体が寂しい
○ 502(+16):明らかにまだ太い
○ 474(−12):ちょっと馬体が寂しい
○ 506(+20):明らかにまだ太い
◎ 486(±0):相変わらず順調
◎ 492(+6):ちょっとさっきからうるさい
◎ 484(−2):ちょっとイレ込んでる
○ 502(+16):明らかにまだ太い
◎ 492(+6):さっきからなかなか気合い
◎ 494(+8):さっきからなかなか気合い
○ 504(+18):明らかにまだ太い
○ 474(−12):ちょっとさっきからうるさい
○ 474(−12):ちょっと馬体が寂しい
◎ 484(−2):さっきからなかなか気合い
◎ 488(+2):特にこれといって
○ 500(+14):明らかにまだ太い
◎ 484(−2):相変わらず順調
◎ 494(+8):ちょっとまだ太い
○ 506(+20):明らかにまだ太い
○ 476(−10):さっきからなかなか気合い
◎ 486(±0):ちょっと元気がない
○ 500(+14):明らかにまだ太い
◎ 486(±0):相変わらず順調
○ 476(−10):ちょっとイレ込んでる
◎ 492(+6):馬体もふっくら見せて
○ 506(+20):明らかにまだ太い
◎ 480(−6):相変わらず順調
◎ 488(+2):特にこれといって
○ 496(+10):ちょっとイレ込んで

 この結果から、ライバル馬の右1がパドックのコメントとは無関係に馬体重が±8kg以内か±10kg以上によって変化していると考えてほぼ間違いないと言えるでしょう。しかし、まだ、±8kg以内および±10kg以上のそれぞれの範囲内でも右1の数値が変化している可能性も残されています。そこで、今後右1のデータをより精密に実験していくために、さらに次のような仮定を導入しました。

・仮定0.9
ライバル馬の右1は馬体重によって変動するが

そのパターンは
±8kg以内か±10kg以上の場合の2通りのみしか存在しない。

仮定0.9の拡張
 今後はこの仮定0.9に基づいてライバル馬の馬体重が±8kg以内の場合を○、±10kg以上を×として表すことにします。例えば

  ローランネプチュン(岡部○)⇔ローランネプチュンが岡部騎手騎乗で馬体重が±8kg以内

  ペイストリーシェフ(柴田善×)⇔ペイストリーシェフが柴田善騎手騎乗で馬体重が±10kg以上

という感じになります。

 さて、もちろん仮定0.9はあくまで仮定でしかありませんので、これが正しいのか検証する必要があります。これについては以下の実験結果から大まかに確認できます。

・実験対象馬2
ハイエストオナー産駒の牡馬(父ハイエストオナーの人気値=αとする)
普通4/1デビューKSP65(内部SPの限界値=100)
藤枝チェック48本→初期SP値=52

この馬について右1SPを調整しつつ何度も実験したところ、以下のような結果が得られました。

  右1SP59+α(▲蓑島)>ローランネプチュン(岡部○)>右1SP58+α(▲蓑島)

  右1SP57+α(▲蓑島)>ローランネプチュン(岡部×)>右1SP56+α(▲蓑島)

つまり、僕が確認した範囲では、±8kg以内なら必ず前者の関係に、±10kg以上なら必ず後者の関係になったのです。したがって、この結果から仮定0.9をさらに次の仮定1に発展することができます。

・仮定1
ライバル馬の右1は
馬体重が±8kg以内か±10kg以上の場合の2通りのみ存在し、
±
8kg以内の場合は±10kg以上の場合よりもSP調教2本分だけ右1が厚くなる。

 ただし、上述の印関係はもちろん馬体重2kgごとに全てを確認するほどの面倒な作業をしたわけではありませんので、あくまでこれも仮定でしかありません。しかし、別の実験馬・ライバル馬での実験でもこの仮定1に矛盾するような結果は今のところ起こっていません。そもそも、正規の範囲では現ダビ界の様々な理論も突き詰めれば矛盾の起こらない仮説に過ぎないわけですから、ひとまずこの仮定1を前提条件として導入し、矛盾が確認されるまでは正しいものとして扱うことにしましょう。

意外と陥りやすい右1の罠
 さて、この仮定1を導入することで、我々がこれまで悩まされてきたライバル馬の右1の不定性からついに完全に解放されます。「あれ、○○から右1が取れない。この馬より遅い馬でも○○から右1を奪えたはずなのに。普通型ならまだしもなぜ遅普通型でこのようなことが・・・」とこれまで悩んだことがある人は多いでしょう。この疑問に対する答えとして、「年代やVTRによって同じライバル馬でも右1が変化する」などといろいろな説がこれまで考えられてきましたが、この仮定1ではこの疑問にもっとシンプルな答えを出すことができます。仮定1によると、ライバル馬の右1は馬体重に応じて2通り存在し、その差はSP調教2本分に相当するわけです。ここで注意すべきなのは、我々が普段右1チェックしている際に、右1として反映されるのはあくまでSPの現在値であり、限界値ではないということです。つまり、遅普通で右1チェックしている際のSP調教2本分の差は限界値(もしくはKSP)としてはさらに大きな差となるのです。

 これを具体例で説明してみましょう。ハイエストオナー産駒の牡馬における上述した関係をもう一度書きます(念のためにもう一度説明するとαは種牡馬人気)。

  右1SP59+α(▲蓑島)>ローランネプチュン(岡部○)>右1SP58+α(▲蓑島)

  右1SP57+α(▲蓑島)>ローランネプチュン(岡部×)>右1SP56+α(▲蓑島)

また、遅普通において何の調教もしない場合は、右1SPとKSPの間に次の関係があります。

  右1SP59・・・KSP83or84
  右1SP58・・・KSP81or82
  右1SP57・・・KSP79or80
  右1SP56・・・KSP77or78

 この場合、上述した不等式の関係を再び見ると、遅普通KSP79でもローランネプチュン(岡部×)から右1を奪えますが、遅普通KSP82でもローランネプチュン(岡部○)からは右1を奪えないことが分かります。ここで、仮定1を知らない状態では、「KSP79で右1を奪えた馬からなぜKSP82で右1が奪えないんだ。KSP3も違いがあるのに。遅普通でもやっぱり誤差があるのか。やはり右1はあてにならん」となってしまうわけですが、この仮定1を知っていればごくごく当たり前の現象になるわけです。

 「馬体重±10kg以上なんてあまりないだろうから、そんな事態は滅多に起こらんだろう」とお思いになる方もいらっしゃるでしょうが、僕が実験で確認した限りではライバル馬の馬体重は−20kg〜+20kgまでの間をほぼランダムに変化するらしく、ライバル馬の馬体重±10kg以上になる確率は意外と高いです。実際に、実験した順番にそのまま並べただけのこの結果がそれを物語っています。したがって、知らず知らずの内にこの罠に陥ってしまう可能性は意外と高いのです。

自分の馬の馬体重は?
 とりあえずライバル馬の右1には馬体重が関係していることが分かりました。となると、自分の馬の馬体重も右1に関係してくるのでは?ということがやはり気になってきます。そこでそれについても実験してみました。実験対象馬は先ほどと同じ馬です。

・実験対象馬3(実験対象馬2と同じ馬)
ハイエストオナー産駒の牡馬(父ハイエストオナーの人気値=αとする)
普通4/1デビューKSP65(内部SPの限界値=100)
藤枝チェック48本→初期SP値=52

 この馬を「まだだいぶ重い(ベスト体重+20kg以上)」とコメントされる状態でマチカネタロー(柴田善)と右1を比較すると

  右1SP55+α(▲蓑島)>マチカネタロー(柴田善○)>右1SP54+α(▲蓑島)

という関係が常に成立しています。仮定1によると、ライバル馬は±10kg以上ではベスト±8kg以内と比べてSP調教2本分右1が薄くなるわけですから、この馬の馬体重をベスト±8kg以内まで絞れば右1が上の不等式関係の状態よりSP調教2本分厚くなり、右1SP53の状態でマチカネタロー(柴田善○)から右1を奪えることが予想されます。しかし、結果は次の通りでした。

  右1SP53+α(▲蓑島)〔ベスト体重+2〕<マチカネタロー(柴田善○)
  右1SP54+α(▲蓑島)〔ベスト体重+4〕<マチカネタロー(柴田善○)

となり、結局自分の馬の体重がベスト±8kg以内の状態でも

右1SP55+α(▲蓑島)>マチカネタロー(柴田善○)>右1SP54+α(▲蓑島)

と先ほどと同じ関係が成立していました。したがって、次のような仮定2を立てることができます。

仮定2
右1に馬体重が関係してくるのはあくまでライバル馬の場合のみで、
自分の馬の馬体重は人気値と関係ない。

 ただし、これはあくまで自分の馬が3歳1月1週の未勝利戦でデビュー(つまり1戦目)の場合ですから、もしかしたら2戦目以降は自分の馬の馬体重が右1に関係してくるかもしれません。というのも、人気値に関係してくるのはベスト体重との差ではなくて、あくまで前走比の可能性もあるからです。つまり、自分の馬の馬体重の前走比が表示される2戦目以降では、その馬体重の前走比が人気値に反映されるという可能性もあるわけです。しかし、右1チェックはあくまで1戦目で利用するチェック方法ですから、右1チェックのための知識としてはこの仮定2で十分でしょう。

同じ人気値の場合の扱いpart1
※ここの内容は大部分が憶測に基づくものである上に、なかなかうまく説明できず、かなり冗長で分かりにくくなってしまいました。こういう内容が好きで、しかも暇な方のみお読みください。それ以外の方はここまで一気に飛んでください。

 続いて、気になるのは右1の内部数値が同じ値になっていると思われる場合の扱いです。この場合は、ランダムでどちらかが◎になるというわけではなく、大抵の場合どちらか一方が常に◎になるのです。例えば、自分の馬の右1SPをSP調教1本分ずつ調整していくと(ただし、7月1週以降も余計な調教をするなどして能力を上昇させて右1以外に印がつくような状況を例外として)、上述した関係のようにある位置でのSP調教1本の差が絶対的な差となってしまいます(つまり、そのSP調教1本の直前までは必ずあるライバル馬に右1を奪われ、そのSP調教1本後は必ずそのライバル馬から右1を奪うのです)。

 また、ライバル馬同士においても似たようなことは起こります。例えばハイエストオナー産駒の牡馬において、クロスヘッド(岡部)とマチカネタロー(柴田善)において次のような関係が成立します。

  右1SP57+α(▲蓑島)>クロスヘッド(岡部○)>右1SP56+α(▲蓑島)

  右1SP55+α(▲蓑島)>クロスヘッド(岡部×)>右1SP54+α(▲蓑島)

  右1SP55+α(▲蓑島)>マチカネタロー(柴田善○)>右1SP54+α(▲蓑島)

  右1SP53+α(▲蓑島)>マチカネタロー(柴田善×)>右1SP52+α(▲蓑島)

 この関係から、マチカネタロー(柴田善○)とクロスヘッド(岡部×)の右1の内部数値は全く同じであることが容易に想像できます。しかし、両者の間を比較してみると

  マチカネタロー(柴田善○)>クロスヘッド(岡部×)

という関係が常に成立し、

  クロスヘッド(岡部×)>マチカネタロー(柴田善○)

という関係はこれまで一度も確認したことがありません(これについてはこの実験も参照)。

 これらの事実から右1の内部数値が同じ値の場合には何らかの基準を優先に右1の優劣が決定されることが予想されます。すると、まずクロスヘッドとマチカネタローの上述した関係から騎手の人気値がその基準ではないということがすぐに分かります。これについて詳しくは後述することになるのですが、▲蓑島騎手の人気値を基準値ゼロすると、岡部騎手の人気値はSP調教16本分に、柴田善騎手の人気値はSP調教6本分に相当し、明らかに人気値としては岡部>柴田善という関係になっているからです。

 ではその逆に、騎手の人気値を除いた人気値(血統・右1SP等)で決定されると仮定してみるとどうでしょうか。しかし、この場合もやはり次のような矛盾を確認しています。

・実験対象馬4
ハイエストオナー産駒の牡馬(父ハイエストオナーの人気値=αとする)
超早熟KSP65(内部SPの限界値=100)
藤枝チェック29本→初期SP値=71

 この馬を用いて2歳9月4週の新馬戦で実験するとウメノターボ(勝浦)に対して

  右1SP85+α(▲蓑島)>ウメノターボ(勝浦○)>右1SP84+α(▲蓑島)
  ⇒右1SP85+α+0>ウメノターボ+2>右1SP84+α+0

  右1SP79+α(後藤)>ウメノターボ(勝浦○)>右1SP78+α(後藤)
  ⇒右1SP79+α+6>ウメノターボ+2>右1SP78+α+6

という関係が成立します。これについても詳しくは後述しますが、勝浦騎手の人気値はSP調教2本分に、後藤騎手の人気値はSP調教6本分に相当することが分かっているからです(上の関係においては、例えば「右1SP79+α+6」の“+6”が騎手人気に相当します)。騎手人気値を除いた人気値は前者の関係において以下の下線部に相当することから

  右1SP85+α+0>ウメノターボ+2>右1SP84+α+0

騎手人気値を除いた人気値を基準に右1の優劣が決定されるという仮定より、

  ウメノターボ=右1SP83+α

となるはずです。しかし、もしそうなら、

  ウメノターボ+2=右1SP83+α+2=右1SP79+α+6(=右1SP85+α)

となり、下線部分が騎手人気値を除いた人気値に相当することと、右1の関係は騎手の人気値を除いた人気値で決定されるという仮定から

  ウメノターボ+2>右1SP79+α+6

となるはずで、右1SP79+α+6>ウメノターボ+2という結果に矛盾します。したがって、騎手の人気値を除いた人気値(血統・右1SP等)で決定されるという仮定が間違えていたことになります。

同じ人気値の場合の扱いpart2
 では、一体どんな基準を優先して右1の優劣が決まるのでしょうか。これについてはまだ確固たる基準は分かりませんが、そのヒントとなるケースを確認しました。

・実験対象馬5
アフリート産駒の牡馬(父アフリートの人気値=9)
早普通KSP57(内部SPの限界値=92)
藤枝チェック39本→初期SP値=53

 この馬の右1SPを調整して☆北村騎手(人気値=0)を乗せて馬体重が±8kg以内のローランネプチュンと右1を比較すると、6月4週までにSP調教を5本した場合においては

  ◎実験対象馬
  ○ローランネプチュン(岡部)

という関係に必ずなります。一方、6月4週までにSP調教を3〜4本した場合においては

  ◎ローランネプチュン(岡部)
  ○実験対象馬

という関係に基本的になります。同様に6月4週までにSP調教を2本した場合には

  ◎ローランネプチュン(岡部)
  ○実験対象馬

という関係に必ずなります。

 さて、ここでSP調教3〜4本の場合において“基本的に”という言葉を使っていることに注意しましょう。ということは、例外があるわけです。実は、上記の二つ目の関係が崩れる場合が起こりうるのです。

 右1チェックする際は、何の調教もせずにレースに出すというのが普通のやり方だと思われます。つまり、馬体重がベストよりもかなり重い状態で右1を比較するわけです。この状態ではSPがかなり削られてしまうため、よっぽど能力が高いか、もしくはダート戦の場合はダート適性が高い場合でない限り、右1以外の印は無印になります。(実際に遅普通においてはKSP80台の馬でも1月1週の中山ダ1200mの未勝利戦ではダート適性が特になければ右1以外は無印の場合がほとんどです。)

 上述した“基本的に”というのはこのように右1以外がほぼ無印という場合のことなのです。つまり、例外とは、馬体重が絞れたり、もしくは人気値には直接影響はしないものの7月1週以降に調教をするなどして能力が上昇したりなどして、右1以外に印がついてしまっている場合のことなのです。実際に先ほどの実験対象馬5に対して、まず6月4週までにSP調教をすることで右1に反映されるSPを適当に調整し、さらにその後、それぞれの場合に対して7月1週以降に調教を積むことで(この7月1週以降の調教は右1には反映されませんが、当然能力そのものは上昇するのでこの調教に応じて右1以外の印は厚くなっていきます)能力を変化させて、ローランネプチュン(岡部)との印比較の変化の様子をまとめた↓の表からその例外を見てみましょう。(ローランネプチュンの馬体重が±8kg以内の場合の結果のみ掲載)

(6月4週までに)
SP調教5本以上の場合
右1に反映されるSP=58以上
種牡馬人気値(アフリート)=9
騎手人気値(☆北村)=0

合計人気値=67以上
(6月4週までに)
SP調教3〜4本の場合
右1に反映されるSP=56〜57
種牡馬人気値(アフリート)=9
騎手人気値(☆北村)=0

合計人気値=65〜66
(6月4週までに)
SP調教2本以下の場合
右1に反映されるSP=55以下
種牡馬人気値(アフリート)=9
騎手人気値(☆北村)=0

合計人気値=64以下
  実験対象馬 ローラン
ネプチュン

(岡部騎乗)
±8kg以内
  実験対象馬 ローラン
ネプチュン

(岡部騎乗)
±8kg以内
  実験対象馬 ローラン
ネプチュン

(岡部騎乗)
±8kg以内
調

…………◎
…………◎
…………◎
…………◎
…………◎
…△△…○
△○○…○
△○◎△○
△○○…○
△△○…○
調

▲◎……○
▲◎……○
○◎……○
▲◎……○
○◎……○
△△○…◎
△△○…◎
△▲○…◎
…△○…◎
△○○…◎
 
  調

◎◎◎…○
○◎◎…◎
○◎◎…○
○◎◎…◎
○◎◎…◎
◎◎◎…○
◎◎◎…◎
◎◎◎…◎
◎◎◎…◎
◎◎◎…○
◎◎◎…○
◎◎◎…◎
△△▲…◎
…△△…○
△▲△…◎
△△△…○
△△△…○
▲▲○△◎
△▲○…○
△△▲…○
△▲○…○
…▲△…◎
…△△…◎
△○▲…○
 
  調

◎◎◎△◎
◎◎◎…◎
◎◎◎△◎
◎◎◎△◎
◎◎◎▲◎
△▲▲…○
△▲▲…○
△△△…○
△△▲…○
△△▲…○
調


◎◎◎○○
◎◎◎○○
◎◎◎▲○
◎◎◎△○
◎◎◎○○
…………◎
△▲△…◎
△▲▲…◎
…△△…◎
△▲△…◎
結果
初期能力の状態でも
常に実験対象馬が右1を奪う。
結果
能力の上昇と共に印が
全体的に厚くなり、
右1の関係が途中で逆転する。
結果
いくら能力を上げても
常にローランネプチュンが
右1を奪う。

※ここに掲載した印は僕が確認した印関係の一例です。(実際はもっとたくさん確認しています^^;)

 この表の中央部分を見れば分かるように、6月4週までにSP調教を3〜4本した場合においては馬の能力の上昇によって右1の関係が逆転するのです。一方、SP調教が5本以上もしくは2本以下の場合は、馬の能力に関係なく必ずどちらかの右1の方が厚くなるわけです。

 この事実から次のような仮定3を立てることができます。

仮定3
人気値は、SP換算すると1〜2、3〜4、5〜6、・・・と
2単位ずつで変動する人気ランクに分類される。
右1の決定において最も優先度が高いのはこの人気ランクであり、
ランクに差がある場合は、必ず高いランクの人気を持った馬が右1を奪う。
人気が同ランクの馬同士の場合は、
印に反映される能力等(おそらく主にSP値)によって右1の優劣が決まる。
(ただし、右1チェックのように基本的に未調教かつ絞れていない状態で出走し
右1以外の印が無印である状態においては
人気値が同ランクであってもライバル馬が常に右1を奪っていくことになる。)

 つまり、この仮定3から、例えばある未勝利戦で自分の馬が右1以外無印の状態の場合において

  右1SP59+α(▲蓑島)>ローランネプチュン(岡部○)>右1SP58+α(▲蓑島)

というような右1の関係がある場合は、厳密には後者の関係は人気値としては同ランクの関係になっていて、馬の能力等の人気値以外の要素でライバル馬に右1を持っていかれてしまっているわけです。したがって、今後はこの関係をより厳密に

  右1SP59+α(▲蓑島)>ローランネプチュン(岡部○)≧右1SP58+α(▲蓑島)

というように表すことにしましょう。

この仮定3を導入することによって、例えば

  右1SP59+α(▲蓑島)>ローランネプチュン(岡部○)≧右1SP58+α(▲蓑島)

という関係から、右1の内部数値が同じになっているのは、右1SP58+α(▲蓑島)とローランネプチュン(岡部○)であることが分かり、

  ローランネプチュン(岡部○)の人気値=右1SP58+α(▲蓑島)

になっていると考えることが可能になります。また、簡単のため以下では「ローランネプチュン(岡部○)の人気値」を単純に「ローランネプチュン(岡部○)」として書くことにします。

 さて、仮定2で自分の馬の馬体重は人気値と無関係としたわけですが、間接的に右1に関わってくることがあります。上述した例のように人気が同ランクの場合は、右1の優劣はその他の能力で決まると考えられるわけですから、馬体重がベストに近づいて削がれているSPが減少し印が全体的に厚くなることで、右1の関係が逆転する場合が起こりうるわけです。しかし、この自分の馬の馬体重変化による右1の逆転現象は厳密には馬体重の増減によって印に反映される能力が変化した結果として間接的に引き起こされる現象である、つまり、やはり自分の馬の馬体重は人気値に直接関係することはないとものと考えられます。

いよいよ数値化へ
 仮定0〜仮定3を導入したことによって、騎手の人気値・種牡馬の人気値・ライバル馬の人気値といったこれまでは曖昧だった部分の数値化が容易になります。それでは早速一つずつ見ていきましょう。
騎手の人気値
 方法は、右1SPの調整と騎手の変更を繰り返して、

  右1SP57+α(▲蓑島)>クロスヘッド(岡部○)≧右1SP56+α(▲蓑島)

のような関係を様々な騎手で作り出していくことです。ただし、騎手人気の絶対値そのものをこの方法では決定することができません。あくまで分かるのは他の騎手と比べた相対的な人気値だけです。そこで、ある騎手の人気値を基準値ゼロと仮定して、相対的な人気値を決定することにします。

・仮定4
▲蓑島騎手の人気値をゼロとする。

 蓑島騎手には失礼ですが(笑)、彼の人気値はゼロと考えて問題ないでしょう。実験に使用したのは、実験対象馬2と同じ馬です。

・実験対象馬6(実験対象馬2と同じ馬)
ハイエストオナー産駒の牡馬(父ハイエストオナーの人気値=αとする)
普通4/1デビューKSP65(内部SPの限界値=100)
藤枝チェック48本→初期SP値=52

 全ての騎手の人気値の決定手順を説明するとあまりに長くなるため、ここではとりあえず加藤騎手の人気値の決定手順のみを説明します。他の騎手の決定方法も全く同じ手順です。この実験対象馬6を用いて調べると、加藤騎手と▲蓑島騎手とはマチカネタロー(柴田善○)に対して次のような関係を持っていました。

  右1SP53+α(加藤)>マチカネタロー(柴田善○)≧右1SP52+α(加藤)

  右1SP55+α(▲蓑島)>マチカネタロー(柴田善○)≧右1SP54+α(▲蓑島)

この関係から

  加藤騎手の人気値=▲蓑島騎手の人気値+2

ということが分かり、仮定4から

  加藤騎手の人気値=2(SP調教2本分に相当)

とできるわけです。

 同様の手順によってこれまでに僕が確認してきた騎手人気値をまとめたのが次の表です。一応、このページを作る過程の苦悩のメモ帳のこの辺にその決定方法が載っています。

騎手人気値
(SP調教本数に換算)
該当騎手(関東) 該当騎手(関西)
16 岡部、デザー 武豊
10 横山典、的場 河内
蛯名、柴田善、田中勝、後藤 松永幹、福永、四位
吉田豊、中舘、橋本広、勝浦
江田照、加藤坂井、菊沢徳
佐藤哲、村本、熊沢
武幸、安田康、上村、土肥
☆北村、小野、大塚、田面木
安田富、他多数
☆△▲はおそらく全てゼロ
菊沢仁

 この表に載っていない騎手はあくまでまだ騎手人気を確認していない騎手ですから、決して騎手人気がゼロというわけではありません。また、太字になっている騎手は騎乗依頼表との並びとは異なる位置にいる騎手ですから注意が必要です。

 ちなみに、正直この騎手人気の決定基準は意味不明です。実際の騎手のJRAでの成績を比較したデータを参考までに見てください。

※参考
2005年時点JRA騎手成績(Yahoo騎手名鑑より)
吉田豊(JRA通算581勝、重賞17勝)
安田康(JRA通算401勝、重賞14勝)
土肥(JRA通算551勝、重賞15勝)
上村(JRA通算363勝、重賞5勝)
安田富(JRA通算752勝、重賞16勝)
田面木(JRA通算506勝、重賞7勝)
大塚(JRA通算612勝、重賞11勝)
北村宏(JRA通算355勝、重賞6勝)

 『64』が発売されたのが2001年だったことを考えても当時の騎手成績の多くは↑と大して変わらないはずから、一体どういう基準でこの騎手人気が決定されたのかさっぱり分かりません。なぜ上村の人気が2で安田富・田面木・大塚の人気が0なんだろうか・・・。

種牡馬の人気値
 種牡馬の人気値についても、騎手の人気値決定とほぼ同様の方法で決定できます。この種牡馬の人気値についても騎手の人気値と同様に、あくまで相対的な人気値しか分かりません。そこで、やはり騎手の際と同様にある種牡馬を基準とすることにしましょう。もちろん、基準として適切そうなのはやはり種付け料無料のカリスタグローリでしょう。また、種付け料が等しい場合は人気値が同じと考えるのもごくごく自然な発想でしょう。

・仮定5
父カリスタグローリ(種付け料無料)の人気値をゼロとする。
また、種付け料が同じなら異なる種牡馬でも人気値は等しい。

 ということで、手元にいる繁殖にカリスタグローリを種付けし、実験に適したサンプル馬を探しました。単にそこそこの能力の馬が出ればいいわけですからそこまで大変な作業ではありません。

・実験対象馬7
カリスタグローリ産駒の牡馬(父カリスタグローリの人気値α=0とする)
普通4/1デビューKSP66(内部SPの限界値=101)
藤枝チェック46本→初期SP値=55

 この馬を用いて調べると、ジャックランラン(中舘○)に対して次のような関係がありました。

  右1SP59+0(▲蓑島)>ジャックランラン(中舘○)≧右1SP58+0(▲蓑島)
  ⇒右1SP59+0+0>ジャックランラン(中舘○)≧右1SP58+0+0

よって、仮定3・仮定4・仮定5のもとでは

  ジャックランラン(中舘○)=右1SP58

と決定できます。

同様に、ローランネプチュン(岡部○)に対しては

  右1SP57+0(横山典)>ローランネプチュン(岡部○)≧右1SP56+0(横山典)
  ⇒右1SP57+0+10>ローランネプチュン(岡部○)≧右1SP56+0+10

よって、仮定3・仮定4・仮定5のもとでは

  ローランネプチュン(岡部○)=右1SP66・・・(1)

となります。

 あとは、これらを基準として別の種牡馬産駒と比較していけばいいわけです。ただし、僕が調べた全ての種牡馬の人気値の決定手順を説明するとあまりに長くなるため、騎手のときと同様に、ここではとりあえず父ハイエストオナー(600万級)の人気値の決定手順を説明します。父ハイエストオナーの人気をαとするとはじめの方の実験で書いたように、ハイエストオナー産駒の牡馬については

  右1SP59+α(▲蓑島)>ローランネプチュン(岡部○)≧右1SP58+α(▲蓑島)
  ⇒右1SP59+α+0>ローランネプチュン(岡部○)≧右1SP58+α+0

という関係が成立しています。このとき、仮定3の説明でも書いたように

  ローランネプチュン(岡部○)=右1SP58+α・・・(2)

となります。すると(1)と(2)から

  ハイエストオナーの種牡馬人気α=8(SP調教8本に相当)

と決定できるわけです。

 同様の手順によってこれまでに僕が確認してきた種牡馬の人気値をまとめたのが次の表とグラフです。(ただし、種牡馬人気値の確認は全て牡馬産駒で実験しています。詳しくは後述しますが、牡牝で右1の扱いが異なるからです。)

種牡馬名(種付け料) 種牡馬人気値α
(SP調教本数に換算)
α=25x/2000
α:種牡馬人気値
x:種付け料
Danzig(3000万級) 38 37.5
サンデーサイレンス(2500万) 31 31.25
ブライアンズタイム(2000万) 25 25.0
トニービン(1500万) 19 18.75
ラムタラ(1300万) 16 16.25
マルゼンスキー(1000万) 13 12.5
サクラユタカオー(800万) 10 10.0
フォーティナイナー(750万) 9.375
コマンダーインチーフ(700万) 8.75
Highest Honor(600万級) 7.5
ダンスホール(400万) 5.0
サクラバクシンオー(350万) 4.375
ルション(200万) 2.5
フォティテン(180万) 2.25
アスワン(150万) 1.875
ハクタイセイ(40万) 0.5
レッツゴーターキン(30万) 0.375
カリスタグローリ(無料) 0.0

 以上の結果から、

  種牡馬人気値=25×種付け料÷2000万(四捨五入)

と考えれば実験値と見事に一致します。ちなみに以前は最高ランク3000万の人気値38と最低ランク無料の人気値0を直線的に結びつける関係式
 種牡馬人気値=38×種付け料÷3000万(四捨五入)
を予想していたのですが、この計算方法ではサンデーサイレンス(2500万)の人気値が32、フォーティナイナー(750万)の人気値が10となるはずで、実験値と矛盾してしまいました。そこで色々計算した結果、ブライアンズタイム(2000万=人気値25)を基準にした上記の計算式なら矛盾が全く生じないことが分かりました。この計算式だと数値的にも無限小数が出てこないなど綺麗な結果になりますので、私的にはこの計算式が正解かな・・・?と思っています。確かダビスタ3ではノーザンテーストの種付け料2000万が最高価格だったはずですから、種牡馬人気に関してはその当時のルーチンのまま残っているのかなぁと勝手に思っています。

ライバル馬の人気値
 ここまで登場した仮定と上で確認した騎手と種牡馬の人気値を組み合わせることで、様々なライバル馬の右1の人気値を決定することができます。ここでも、僕が確認した全てのライバル馬の人気値の決定手順を説明するとあまりに長くなるため、ここではとりあえず2歳ウメノターボ(勝浦)の人気値の決定方法だけを説明します。

・実験対象馬8
フォティテン産駒の牡馬(上の表より父フォティテンの人気値α=2)
超早熟KSP84(内部SPの限界値=119)
藤枝チェック36本→初期SP値=83

 SP調教によって右1SPを調整し、2歳9月4週の中山芝1600m新馬戦に▲蓑島騎手騎乗(→騎手人気値=0)で出走し、この馬とウメノターボ(勝浦)の右1を比較していくと

  右1SP91+2+0>ウメノターボ(勝浦)≧右1SP90+2+0≧右1SP89+2+0

という関係が得られるので、

  2歳ウメノターボ(勝浦)=右1SP91〜92

となり、ウメノターボ(勝浦)の人気値が決定されます。わざわざ2歳と書いたのは2歳と3歳でもしかしたら人気が変わるかもしれないからです(これについては未確認ですけど)。

※補足
2歳でも3歳でも(さらには良馬場、重馬場等の馬場の違い、芝とダートの違いなどでも)人気値は変動しないことを確認しました。(08.03.17)

 同様の手順によってこれまで僕が確認してきたライバル馬の人気値をまとめたのが次の表です。あくまで僕が普段使用している年に登場するライバルの一部を確認しただけですから、かなり少ないですけど。

人気ランク*1
(SP換算値)
該当ライバル馬*2
101〜102 キャッシュラボーラ(岡部)
99〜100 未確認
97〜98 未確認
95〜96 スマートボーイ(伊藤直)
93〜94 ツルマルイソノツル(横山典)
91〜92 イズミサクセス(的場)
ウメノターボ(勝浦)
89〜90 ジョンカラノテガミ(勝浦)
ルールファスト(福永)
87〜88 未確認
85〜86 クラシカルテースト(横山典)
83〜84 ジューニオ(佐藤哲)
ペイストリーシェフ(柴田善)
81〜82 ゴーストソルジャー(加藤)
マザーメリー(菊沢徳)
79〜80 未確認
77〜78 未確認
75〜76 未確認
73〜74 未確認
71〜72 未確認
69〜70 サンエムタイガー(岡部)
67〜68 未確認
65〜66 ローランネプチュン(岡部)
63〜64 アグネスメディア(岡部)
クラシックグリーン(田中勝)
クロスヘッド(岡部)
シアワセ(岡部)
ヒカリビースト(岡部)
ミュージックロード(岡部)
61〜62 ホッカイライデン(横山典)
マチカネタロー(柴田善)
59〜60 ケイエムスパート(岡部)
シルバーブリゲイド(的場)
ノースシャーディー(武豊)
マイネルトリック(的場)
57〜58 ゴールドセプター(的場)
サイレントリリー(岡部)
サクラブーケ(郷原司)
ジャックランラン(中舘)
スターアスリート(木幡)
ヤングベル(岡部)
レオリョウコウ(後藤)
ロイフリート(中舘)
55〜56 ヤクモアサシオ(横山典)
ユーワクイーン(後藤)
53〜54 アースオブグリーン(郷原司)
ストロングデューク(吉永)
ダイワビアリッツ(田面木)
マグナマキシマ(勝浦)
モンテクラウン(菊沢徳)
51〜52 未確認
49〜50 フリーハンター(横山義)
マコッチャン(横山典)
47〜48 ミュージックロード(沢)

※ライバル馬の人気値は騎手人気込みで馬体重±8kg以内の場合を表示しています。

 さて、ご覧のようにライバル馬の人気をSP換算した値は全て2単位で変動します。思い起こしてみると、騎手人気をSP換算した値も全て偶数でした。調教2本単位変化というと、かつて僕は気性に関してミスを犯したばかりですので、ここでも人気値として採用されているのはSP値の半分なのではないのかという考えがすぐに浮かびました。と言うのも、このページではSP調教によって実験対象馬の右1SP(7/1になった瞬間のSPの現在値)を調整していく方法で、これらの値を割り出してきたからです。そこで、種牡馬人気はSP調教1本単位で変動していることを考慮に入れると、もしかしたら実際は

(右1SP+種牡馬人気)÷2(四捨五入)+騎手人気

が人気値として採用されているのかもしれません。確かにこのように考えると、騎手人気値もライバル馬の人気値も1単位で変動するように設定できます。しかし、実際の内部数値がどうなっているのかは別にして、単純に右1を相対的な比較対象として使用する限りは、これまでの考え方でも矛盾は発生しませんし、上の計算式に基づいてこれまでの結果を修正しなおすのは面倒ですから、このページではこれまでの考え方をそのまま適用することにします。

牡牝の違い
 上の方でも触れましたが、牝馬の場合は人気がダウンするようです。繁殖構築時のデータが牡馬生産時のデータとずれていたことからこの事実を僕は初めて知ったのですが、右1チェック等の人気を利用したチェック方法の第1人者として有名なてるてる師のサイトで確認したところ、少なくとも99時代からプレイしている人の間では常識(?)のようです。しかし、64以降で初めて最強馬生産に取り組み始めたり、もしくは僕のように久々に復活したりした人の間には、この事実を知らない人は意外と多いでしょうから一応注意してください。(まあ、改めて考えてみると、売却価格がまだ存在していた作品では同じSPでも牡馬の方が牝馬より売却価格が高かったわけですから、当然と言えば当然のことですし、気付いている人は多いのかもしれませんが・・・^^;)それでは、牡牝によってどれだけ人気値が変わるのかを大まかに説明します。以下では牡牝の人気差をSP換算した値をβとします。

・実験対象馬9
ロイヤルスキー産駒の牝馬
種牡馬人気表より父ロイヤルスキーの人気値α=3、牝馬による人気値ダウン=β)
早熟KSP59(内部SPの限界値=94)
藤枝チェック35本→初期SP値=59

 この馬に▲蓑島騎手を乗せて調べると、ジャックランラン(中舘○)に対して次のような関係がありました。

  右1SP60+3−β(▲蓑島)>ジャックランラン(中舘○)≧右1SP59+3−β(▲蓑島)

ジャックランラン(中舘○)の人気値は上述したライバル馬人気表より58であり、また、仮定3より人気値が等しくなっているのは「右1SP59+3−β(▲蓑島)」と「ジャックランラン(中舘○)=58」です。さらに▲蓑島騎手の人気値は0ですから

  59+3−β+0=58

という関係より

  β=4

と決定できます。マルゼンスキー(種付け料1000万)産駒においても同様に牡牝間の人気差β=4を確認しています。

 ただし、牡牝間の人気差β=4というのを確認したのは、あくまで今回の2つの条件だけですから、常にβ=4が成立しているとは限りません。(ちなみに、てるてる師のサイトによると、99時代はよほど種付け料の低い種牡馬の産駒以外は、牡牝の人気差はSP調教4本分に相当していたらしいです。)

6/4?それとも7/1?
 仮定0で僕は唐突に、一般的に言われている「2歳6月4週時点でのSPの現在値が右1に反映される」を採用せずに、「右1に反映されるのは7月1週になった瞬間のSPの現在値(7月1週のSP調教は反映されない)」を採用しました。晩成型の馬で調べると、前者の考えではSP1本分の誤差が生じたからです。ここでは、僕が右1SP(右1として反映されるSPの現在値)として“7/1になった瞬間のSPの現在値”を採用することになった経緯を説明します。

・実験対象馬10
Highest Honor産駒の牡馬(種牡馬人気表より父Highest Honorの人気値α=8)
晩成7月4週デビューKSP65(内部SPの限界値=100)
デビューOK時点でのSPの現在値=50
6/3までにSP調教をN本すると(Nは0〜4)、
6/4時点でのSPの現在値=46+N
7/1時点でのSPの現在値=47+N

 この馬に加藤騎手を乗せると、加藤騎手で+2、父Higest Honorで+8されるので

 この馬の人気値=右1SP+10

となります。SP調教によってこの馬のデビューOK時期を調整しつつ、ジャックランラン(中舘)と比べていくと、ライバル馬人気表よりジャックランラン(中舘○)の人気値=59であることから、右1SP=49でジャックランラン(中舘○)から右1を奪うはずです。では、実験結果を並べます。

・何もしない場合
6/4時点でSP=46→「6/4のSPの現在値=右1SP」ならこの馬の人気値=56
7/1時点でSP=47→「7/1のSPの現在値=右1SP」ならこの馬の人気値=57
→ジャックランラン(中舘○)=59より下

・SP調教1本(6/3まで)の場合
6/4時点でSP=47→「6/4のSPの現在値=右1SP」ならこの馬の人気値=57
7/1時点でSP=48→「7/1のSPの現在値=右1SP」ならこの馬の人気値=58
→ジャックランラン(中舘○)=59より下

・SP調教2本(6/3まで)の場合
6/4時点でSP=48→「6/4のSPの現在値=右1SP」ならこの馬の人気値=58・・・☆
7/1時点でSP=49→「7/1のSPの現在値=右1SP」ならこの馬の人気値=59
→ジャックランラン(中舘○)=59より上

 もし、「6/4のSPの現在値=右1SP」ならSP調教2本では☆よりジャックランラン(中舘○)から右1を奪えないはずです。ということで、この結果からは「7/1のSPの現在値=右1SP」と考えた方が良さそうです。(晩成のマグニテュード産駒による実験でも同様の結果を確認しています。)

 ただし、これで終わりではありません。「右1に反映されるのは7月1週になった瞬間のSPの現在値(7月1週のSP調教は反映されない)」の下線部にあるように、7月1週のSP調教は反映されません。この事実は次の実験結果から分かります。同じく実験対象馬10をここでも使用しています。今度は横山典騎手を乗せています(この場合、この馬の人気値=右1SP+18)。

・6月1週にSP調教1本の場合
6月2週=45 6月3週=46 6月4週=47 7月1週=48
このまま3歳1/1未勝利戦へ行くと
ローランネプチュン(岡部○)=67より下

・6月1週にSP調教2本の場合
6月2週=46 6月3週=47 6月4週=48 7月1週=49
ローランネプチュン(岡部○)=67より上

・6月1週にSP調教1本、6月4週にSP調教1本
6月2週=45 6月3週=46 6月4週(調教前)=47 6月4週(調教後)=48 7月1週=49
ローランネプチュン(岡部○)=67より上

・6月1週にSP調教1本、7月1週にSP調教1本
6月2週=45 6月3週=46 6月4週=47 7月1週(調教前)=48 7月1週(調教後)=49
ローランネプチュン(岡部○)=67より下

 この結果から7月1週以降の調教は右1に反映されないことが分かります。そうすると、やはり「6月4週時点でのSP値で右1が決まる」と考えたくなるのですが、実は「7月1週になった瞬間のSP値で右1が決まる」と考えてもこの結果に矛盾しないのです。したがって、これらの結果を総合して

右1に反映されるのは7月1週になった瞬間のSPの現在値。
ただし、7月1週のSP調教は反映されない。

ということを仮定したわけです。そして、この仮定はこのページを作成するための実験結果に矛盾していませんので、このページではこの仮定を採用しているのです。CPにデータが強制的に保存されるのが7/1になった瞬間であるということから考えても、このようなルーチンであっても特に不思議はないでしょう。

参考
 メモ帳(随時更新)

 右1用のデータを集めたメモ帳をそのままコピーしたものです。このページの内容はこのメモ帳を整理し直したものです。僕の苦悩の過程も全てここに載っています(笑)。このメモ帳は随時更新されていきます。

【経過報告】
06.01.28
まだ不完全だったデータを集め始めた。
最も不安だったレッツゴーターキンが計算通り人気ゼロになって安心。
あと2〜3頭の種牡馬で計算通りの結果になれば

 種牡馬人気=38×種付け料÷3000万(四捨五入)

と考えてよさそうだ。

06.01.29
以前の仮定3が逆だったっぽいので、
仮定3を大幅修正するとともにこのページ全体の内容も修正した。
以前は同じ人気値の場合の扱いの仕組みがさっぱり分からなかったのでやむを得ず

 右1の内部数値が同じになった場合、自分の馬の方がライバル馬より右1が必ず厚くなる

と根拠なく仮定したのだが、今回さらに実験を重ねて基本的には

 右1の内部数値が同じになった場合、ライバル馬の方が自分の馬より右1が必ず厚くなる

と逆に考えた方が正解っぽいことに気付いた。
この辺りは同じ人気値の場合の扱いpart2に詳しくまとめておいた。
結果的にライバル馬の人気値が以前より全体的に1ランク下がったが
表面に出てこない考え方を修正しただけなので右1での印比較の結果は前回と変わらない。
旧ページを参考にしてくださっていた方も安心してください^^;

また、種牡馬人気として「種牡馬人気=38×種付け料÷3000万(四捨五入)」に矛盾する結果が二つ出てきたので、計算式を以下のように修正した。

 種牡馬人気=25×種付け料÷2000万(四捨五入)

この新計算式は旧計算式よりシンプルで実験値とも一致するし、今回こそは正解のはず・・・^^;

【更新履歴】
05.09.18 公開開始。
05.09.19 ライバル馬にクラシックグリーン(田中勝)、ミュージックロード(岡部)を追加。
05.09.20 ライバル馬にレオリョウコウ(後藤)を追加。
06.01.20 ライバル馬にノースシャーディー(武豊)を追加。
      データを提供してくださったひろ(ひろまさ)さんに感謝♪
06.01.28 目次を追加。
      騎手に松永幹、福永、四位を追加。
      ライバル馬にヤングベル(岡部)を追加。
      種牡馬にレッツゴーターキン(30万)、サクラユタカオー(800万)を追加。
06.01.29 改訂版公開。
      旧版から仮定3を大幅修正。それに伴い全体の内容もかなり修正。
      種牡馬に大量のデータを追加。
      マルゼンスキー産駒においても牡牝間の人気差β=4を確認。
06.01.30 旧版の文章のままだった部分を改訂版の内容に合わせて校正。
08.03.15 ライバル馬にホッカイライデン(横山典)を追加。
08.03.17 ライバル馬のデータを大量に追加。騎手に菊沢徳を追加。
08.03.21 ライバル馬のデータを一部追加。

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