大会展望
高能力馬誕生ラッシュに沸いた64ダビ界の2008年。簡単に2008年を振り返ってみましょう。あくまで主催者の記憶に基づく大まかな回顧ですから、仮に歴史上の流れに矛盾を発見してもスルーしていただければと^^;
2008年初頭に誕生したアミュスロード、ヒージャーデリオスという根性SP型馬がKBX64 2008で派手なデビューを飾って2008年64ダビスタ界は幕を開けました。そして、第6回WBCに彗星のごとく現れた至極のバランス馬アリエッタフィーネは長い64ダビの歴史上頑なに閉じられた最強右2の扉をこじ開けました。この馬の登場は64の長い歴史の大きな転換点と言っても過言ではないでしょう。
一方、2008年中盤に差し掛かると、残念ながら今大会には登録がなかったのですがコウダスチョウウンの誕生を皮切りに、今度は長らく大物逃げ馬の登場が途絶えていた64ダビ界に強力逃げ馬の誕生ラッシュが始まります。ノリオアルタイル、ヤーレスツァイトは旧時代の逃げ馬に目立った爆能力型やスタミナ安定型逃げ馬とはまた異なるスピードスタミナ気性が高い次元でまとまったタイプの64新時代の万能型逃げ馬。もはや逃げ馬は相手を潰すというレベルを超越し、自らポイントを稼ぐ時代に突入していきました。
また、この頃から後方勢の能力馬の出現も目立ち始めます。アリエッタの気性ST型路線を継承して誕生したのがエレメントルージュ。デリオス・ロードの根性SP型路線を継承して誕生したのはジャガリコ・エンヴィアス。究極の最強馬の領域へと少しずつ歩んでいく64ダビ界。・・・そして、2008年10月についに史上2頭目のブラダン限界領域に到達した馬スパクリが登場。しかし、この馬もどちらかというと根性SP型路線の延長上。気性ST型路線と統一された究極の最強馬を目指して2009年も64ダビ界はまだまだ進んでいく・・・。
そんなこんなで強引に2008年の64ダビ史を強引に整理しましたが、とにかく64ダビの歴史上でも類を見ないほど多彩な高能力馬が誕生した2008年。果たしてこの2008年最強馬はどの馬なのでしょうか?