WBC64第7回大会回顧

2008世代最強馬アリエッタフィーネが
古馬をもねじ伏せて頂点に登りつめた第7回大会。
正直想像以上の強さに主催者も驚きでした。
64史上最強馬と言っても過言ではないと主催者は思っています。
今後はいかにこの馬を超えるのかが
64ダビ界の大きなテーマになりそうです。

さて、今大会を振り返ると“64版気性カット”が目立ちました。
つまり、気性面に不安を抱える高能力馬が
メンバーレベルが上がると劇的にパフォーマンスを落とす現象です。
これは過去大会においても見られた現象ですが
今大会でほぼ確信に至りました。
これは偶然ではなく必然の現象のようです。

レベルが上がると通用しなくなるパターンは
根性不足の馬に起こりやすい現象で
レベルが上がると能力だけでは太刀打ちできなくなるからだ
とかつて主催者は考えていましたが、
確かに根性も重要ではあるものの
それよりもはるかに気性の方が大きいようです。
主催者は気性カットのリミットラインを80付近と見積もっています。
つまり、賢いギリギリクラスの馬は
たとえどんなに基礎能力・根性が高くても
現状ではWBC決勝のような高気性メンバーが揃う舞台では
そのパフォーマンスが劇的に落ちる可能性が高いと考えられます。
なお、これはあくまで現時点のレベルでの話で
さらなる究極レベルになればよりリミットラインが厳しくなるかもしれません。

このような現象は64の歴史が長く続き
現在のようなレベルに到達しなければ
明確に表面化することはなかったでしょう。
こういった究極レベルの争いになるまで
64ダビ界が発展していったことは本当に凄いことだと思います。

ということで、いよいよ究極レベルに争いとなった感のある64ダビ界。
アリエッタフィーネがこのまま64史上最強馬の座を確固たるものにするのか?
それとも超える馬が現れるのか?
アリエッタの安定感を超えるのは不可能でしょうが
力でねじ伏せるタイプなら可能性はあるはず。
今大会でアリエッタ超えの可能性を感じたのは
アリャリャの4耐えパターンでしょうか・・・。

戻る