うるせ―― テメーに俺の夢… 俺の失った未来がわかるか――!? 「我を蘇らせ源を造る」という名前通り、絶対という源から自分の信念を体現し、小林・美木らも導きます。まさに作品のテーマを体現する男なわけですが、なぜ源造はそこまですごくなったのでしょうか。それは多分やっぱり幼いめぐとの出会いがきっかけなんでしょうね。源造は自分がめぐを傷つけたという思い込みによる罪悪感で表面上はグレることになるのですが、その罪悪感から逃れることなく、幼い頃自分のはるか先にいためぐの後ろ姿をずっと追いかけていたんだと思います。源造の絶対は、幼いめぐの後ろ姿に見た自分の理想像だったということでしょう。もちろんそれはめぐの目指すものでもあったわけで、だからこそ成長した源造にめぐは惹かれたんでしょうね。それから源造の両親に関する明確な記述はありませんが、源造が料理が得意ということから多分姉と二人暮しなんじゃないかと推測できます。グレた原因もその辺にあるんじゃないかなぁ・・・。
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